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ララミディア恐竜科学博@横浜|その全貌、恐竜ランチ、グッズを解説!

こちらは2021年度開催時のレポです。2023年恐竜科学博は六本木にて開催です。

今年の夏休み、関東で開催されている大型恐竜イベントは、

と、3つも開催されており、

「どれに行こうか」と迷われている方もいらっしゃるのでは^^

どれも特色がありますが、

「恐竜科学博~ララミディア大陸の恐竜物語~2021」 は、

今まで観たことがないような、『本当にそこに恐竜がいたのだ』と感じられるような、

  • ストーリーに載せた、演出。
  • 素晴らしい技術。
  • マニアックな解説。
  • 圧倒的な世界観で、

恐竜展が初めて、という方はもちろんのこと、

  • 今まで沢山恐竜の博物館に行かれたことがあるお子さんにも、
  • 古生物に造詣が深い大人の恐竜ファンの方にも、

今季自信をもって1番おすすめしたい科学博です!

感染状況も悪化しており、閉塞感の続く毎日ですが、ぜひ感染対策をばっちりした上で、

皆さんにはこの素晴らしい空間へ、是非足を運んで頂きたいなと思っています。

また、今回それが叶わない方へは、この雰囲気が少しでも伝わりますように、

そして可能であれば来年以降もこんな素晴らしい恐竜展が開催されますようにと願いを込めて!記事を作成致します。

@探究舎では、皆さんの参考となるよう、

  • 会場へのアクセス
  • 混雑状況
  • 展示内容
  • 感染対策の様子
  • イベントの感想

などを中心に、可能な範囲で、夏休みの恐竜イベントをレポートしていきます。

今年は沢山の恐竜イベントが企画されており、嬉しい限りですが、昨今の状況によりイベントの中止や延期等も予想されます。おでかけの際には必ず会場にお問い合わせください。

また、イベントに参加される方は、各々感染リスクに最大限注意を払いましょう。制限の多い中ではありますが、楽しい時間が過ごせますように。

目次

恐竜科学博~ララミディア大陸の恐竜物語~2021とは

一般的な恐竜展示といえば、時代ごとに分かれていて、古い時代から新しい時代に向かって、その時代ごとに生息していた恐竜が展示されているものを想像しますよね。

「恐竜科学博~ララミディア大陸の恐竜物語~2021」の特徴 は、「ララミディア大陸の」とある通り、

白亜紀の時代にあった、ララミディアという(今の北アメリカが東西に分断されていたうちの西側の大陸)特定の時代と地域に絞って掘り下げた展示となっていて、

一般的な恐竜の歴史を追う展示とは異なるアプローチをとっています。

その目的は、公式HPの恐竜くんのインタビューにありますが、

恐竜くん

あえて特定の時代と地域に絞って、レインが生きていたララミディア大陸について深く知ってもらいたい。恐竜がこの世界で生き生きと暮らしていた、それを実感できる恐竜展にしたい。

という理由からです。

目玉の骨格は、ヒューストン自然科学博物館のみで展示されていた「奇跡の化石」と呼ばれるトリケラトプスの「レイン」の実物全身骨格。

何が奇跡なのかというと、レインの骨格はほぼ完全体で発掘されており、しかも大型の皮膚痕つき

この、レインがいた時代を、

『親とはぐれてしまったトリケラトプスの子どもを追いかける』というストーリーにのせて観て回ることで、

恐竜を「化石」ではなく、「生きていたもの」 と感じられるような展示内容となっています。

最寄駅からパシフィコ横浜までのアクセス ※みなとみらいからがオススメ!

パシフィコ横浜 は、4つの駅からアクセスできますが、管理人はみなとみらい駅からのアクセスをおススメします。

4つの駅からアクセスが可能

パシフィコ横浜 は、3つの駅からアクセスできます

  • みなとみらい駅(徒歩5分)
  • 桜木町駅(徒歩12分)
  • 横浜駅(タクシー、シーバスで10分)
  • 新幹線・新横浜駅(20分)

それぞれの駅からのアクセスについては、

写真つきで非常にわかりやすく書かれている記事があり、私もこれを見ながら向かいましたので、こちらに掲載させて頂きますね。

みなとみらい駅改札機からは、いまナント『恐竜の鳴き声』が!w

最寄駅のみなとみらい駅は、なんと現在恐竜科学博仕様で、3台の改札機から恐竜の鳴き声が聞こえるようになっています!

駅到着から凄いお出迎えに、テンション上がる子が続出していて(もちろん息子もw)、

男の子たちは皆、ここを境に恐竜に変身してパシフィコ横浜て向かっていました!大変微笑ましかったです(笑)。

恐竜科学博~ララミディア大陸の恐竜物語~2021 の混雑状況

管理人は、平日(お盆中)の朝、10時台の時間指定チケットで行ってきましたが、全く並ぶことなく入場することができました。

また、会場が広い為か、人数を絞っている為か、会場内でも混雑を感じることはなく、ゆったりと見て回ることができましたよ。

twitterで混雑状況の口コミを確認しましたが、開催初日の7/17以外では「混雑していた」という口コミはほぼ見当たりませんでした。『思ったより混雑していなかった』『ゆったり見て回ることができた』という声が多いようです。(8/13時点)

https://twitter.com/odappe8521/status/1423520103937691648

これから行かれる方は、DinoScience 恐竜科学博 公式Twitterにて確認することができますので、フォローして行かれるといいですよ。

恐竜科学博~ラディア大陸の恐竜物語~2021 のみどころ

「恐竜科学博 ~ラディア大陸の恐竜物語~2021 」の主役はレインで、トリケラトプスの子どもの骨格が、ストーリー仕立てで展示されています。

ゲストは、『親とはぐれてしまったトリケラトプスの子どもが、他の恐竜たちと出会う様子』の目線で、それを追っていきます。

背景に物語が加わると、途端に「生」を感じるようになるんですね。

その世界観は、ちょこちょこと歩き回るトリケラトプスの子どものシルエットについていくスタイルで始まるのですが、

絵本を読んでいるがごとく、自然と、彼らは「化石」ではなく、「生きていたもの」と認識させられていきます。

ストーリー仕立ての世界観

トリケラトプスの幼体のシルエットについていくと、こうしたストーリー仕立ての展示が。

息子は、『これ、ミニホーンとプテラ坊やみたいだね!』(黒川みつひろさんの恐竜絵本のキャラクター)と嬉しそうでした(笑) 

彼らが、生きて、そこで走り回っている様子が、子どもにも自然とリアルにイメージできる、素晴らしい展示方法だと感動しました。

こちらはケツァルコアトルス。

大変に大きな翼竜だった、という知識はあっても、

こうして睥睨するような、見下ろされるような姿勢に、否応なしに、自分も小さな恐竜になったような感覚になって、

『ああ、本物はこんなに大きいのだ』と畏敬の念を、生々しく感じました。

こちらにはモササウルスも。

素晴らしいのひとこと。圧巻の白亜紀体験シアター

白亜紀体験シアターでは、このような大画面に、恐竜くんが徹底的に監修し、

恐竜くん

『CGも体の造形から質感、動き方まで、徹底的に監修を入れさせてもらいました。100%ではないにしても、現時点でできる、最も恐竜の実像に近い映像を作り上げてもらった』

と細部までこだわり抜かれたCGの映像が映し出されます。

全て骨格から細かく動きを再現したというだけあり、歩く恐竜の足並み、息遣いで動くからだの部分、目の動きなど、今まで息子と一緒に恐竜の再現映像はわりと見てきましたが、『これは全然違う』と思わされる、

動物の息遣いを感じるような映像でした。

しかも、アトラクションさながらに、風がふき、足音の振動で床が揺れ、背後からは臨場感たっぷりの森の音が聞こえてくる仕様で、自分が翼竜になって空を舞い、降り立った先で恐竜たちの息遣いと緊迫したやりとりを目撃したような錯覚を感じました。

ライオンキングの、サバンナの生き物たちの営みを観ているような物語性も感じながら、リアルな恐竜を感じられる素晴らしいつくりで、

『なんて素晴らしいものを観ているんだろう』という感動からか、何故か開始数分で涙が出た私がいて、自分でも驚きました(笑)。もちろん2周しました(笑)。

口コミで大変評価が高いのも頷けます。

レインとスタン。骨格標本が咆哮しているかのようなポージング

ラストは、白亜紀体験シアターの映像シーンと重なるような、レインとまるでにらみ合っているかのようなポーズのティラノザウルス「スタン」。

これまでの恐竜展では見たこともないような生き生きとしたポージングの骨格標本に、恐竜たちが生きていた姿を想像せずにいられません。

恐竜科学博~ララミディア大陸の恐竜物語~2021 はグッズコーナーも充実!

恐竜科学博では、公式図録をはじめ、150種以上のグッズを販売とのこと。(詳細はこちら

商品は多岐にわたっており、オリジナルの図録、アパレル、ぬいぐるみ、ステーショナリーと、沢山の商品が並んでいました! 中でも、まるで展示に出てきたような、トリケラトプスの親子のぬいぐるみがとても可愛かったです。

我が家は息子が選んだ、ダコタラプトルとトリケラトプスの子どものぬいぐるみを買って帰りました^^

恐竜ワークショップも開催

恐竜ワークショップのコーナーでは、

  • ハンマーやノミ、ハケを使い石膏に埋め込まれた本物の化石を掘り出す「化石発掘体験」、
  • 恐竜の形をしたカラフルなせっけんが作れる「恐竜せっけんづくり」、
  • エアプランツを使って恐竜の世界を閉じ込めたような置物を作ることができる「恐竜グラスガーデン」と、

3つの体験プログラムが開催されていましたよ。

フードコーナー『美食恐竜のキッチン』のクオリティがすごい。

フードコーナーは『美食恐竜のキッチン』

先に行かれた方のインスタで下調べして、とても楽しみにしていました!(笑)

期待通りで、めちゃめちゃこだわりを感じる、恐竜メニューがずらり(涙)。

写真を撮らずにはいられない、こういうのがたまらない管理人には、全部持って帰りたくなるラインナップ…!

メニューも、ハンバーがー、オムライス、焼きそば、ポテトナゲットなどなど、子ども向けのメニューが沢山あって、

そのあたりも、メニューを考案された方、主催者側の心遣いを感じました!

ただ、残念だったのは食べる場所。

『美食恐竜』とネーミングされたからには、当初はきっときっと素敵な雰囲気のレストランが設計されたのだと思うのですが、

感染状況を踏まえての行政の指導か、飲食できるスペースは、写真の通りパーテーションに区切られた立食スタイル。

大人同士、お茶する感じならいけるかもしれませんが、幼児連れのランチにはちょっと難しくなっています(泣)。

スタッフの方にお聞きしたところ、『メニューをテイクアウトして会場を出て、2階セブンイレブン前の飲食スペースでは飲食が可能』とのこと。

我が家は非常に迷った末、2階のスペースがどんな場所だったか思い出せず、あきらめて買わずに出てきてしまったのですが、

↑の右上の引用させて頂いた写真の通り、2階のスペースは広い場所&当日は他には1組しかいなかったので、『ここで食べたらよかった~』と後悔しました(涙)。

『美食恐竜』の名の通り、ブログやインスタでも、見かけだけでなくお味の評判もとてもいいようなので、

これから行かれる方には、(空いていそうな日であれば)ぜひこの恐竜メニューも堪能して帰って頂きたいなと思います!

ホウボウ

ちなみに、恐竜ケーキも食事同様テイクアウトは可能ですが、保冷剤や箱にいれたりするサービスはしていない、とのことでした。これだけでも全種類持って帰りたいクオリティで、ぜひもう1回お邪魔したいです…。

恐竜科学博~ララミディア大陸の恐竜物語~2021 の口コミ

口コミはどれも高評価で、頷けます。

また、親子連れはもちろん、古生物に造詣の深い大人の方からの評価も非常に高いのが印象的です。

恐竜科学博~ララミディア大陸の恐竜物語~2021 の感染対策

管理人が訪問した日は平日でしたが、人数を絞っている為もあるのか、混雑はしておらず、展示もとても見やすかったです。

また、

  • 入口からスタッフによる検温や消毒があったり、
  • マスク着用の表示、
  • 各所に消毒も設置されており、

安心して楽しむことができました。

恐竜科学博~ララミディア大陸の恐竜物語~2021 のまとめ

「恐竜科学博~ララミディア大陸の恐竜物語~2021」 は、今まで観たことがないような、

『本当にそこに恐竜がいたのだ』と感じられるような、ストーリーに載せた演出、素晴らしい技術、マニアックな解説、圧倒的な世界観で、

まさに「恐竜がこの世界で生き生きと暮らしていた、それを実感できる恐竜展に」という主催者の熱量を感じる科学展でした。

今季自信をもって1番おすすめしたい恐竜博です!是非足をお運びください。

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